●特殊用途運搬車 ●移動販売車 ●展示会用ディスプレイ車 ●移動オフィス車
●ペット用トリミングカー ほか
2007年の春、極地研究所と言う南極などの観測等を行っている機関から依頼を受け、
約1年間掛けて開発・設計・製造を行ったプロジェクトです。
受注を受けた背景には、日本の南極観測チームは今まで雪上車やテントなどに泊り込み、
観測等を行っているのが現状でした。
日本チームは、他の国の観測チームと比べても特に厳しい生活環境下での観測業務を
強いられており、それを打開すべく極地用の組立て式住居モジュールの製作が決定されました。
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外壁や床などは、断熱材を詰め込んだ木製のフレームを枠組みして、空間にさらに断熱材を
詰め込んだパネルを何枚も作成して、繋ぎ合わせていくパネル工法で製作しました。
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ある程度出来上がり、南極の大地での走行や外気温などに絶えられるかの試験を
新潟にある自衛隊の演習場で行いました。上記の写真はその時の写真です。
赤い雪上車は実際に南極で活躍しているSM100Sで、当社で製作を行った
住居モジュールを大型のソリに乗せて固定し、実際に雪上で牽引を行って、試験を行いました。
実際に南極に持ち込まれ使用されるのは、2007年の10月頃だそうです。
それまでに、細かい部分の修正や極地での組立て訓練などを行う予定です。 |
第53次南極地域観測隊ー居住モジュール スペシャルコンテンツは⇒こちら
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